A岡先生のライカ

スキャン 153
M5 Jupiter-8 50mm f2

大学二年の頃にクラフトデザイン論という講義がありました。
先生は内地から来られた工業デザイナーのA岡先生。
内容は人間工学から竹とんぼの話まで、とても面白く
今でもその時とったノートを見返します。

あるとき講義の終わりに先生が
「誰か私のライカを買いませんか?」と。

その頃の私は一眼レフで写真を撮り始めたばかりで、
ライカというカメラは高くてとても手の届くものではない
という認識しかありませんでした。

小さな大学の小さな学部だったので
講義を受けていたのも10名くらい。
今思えばとても贅沢な講義でした。
その中でライカに反応したのは私を含め2名。

値段と機種も聞きましたが、2人とも「どうする?どうする?」と
ほんの少し考えただけであきらめてしまいました。

そのライカが「M5」で、今なら飛びつくような安い値段でした。
あれから20数年、ずっと頭の隅っこにあったカメラを手にする事が出来ました。

このカメラを持つと、A岡先生のM5はどんな感触だったのか、どんなレンズを使われていたのか。
そしてあの時の講義のあとのドキドキした感じを思い出します。





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Comment

kasime | URL | 2012.09.01 21:21
20年越しの恋が実って良かったですね〜。
想えばこそです!

プロフィール欄の気になっているものから、
おススメの本を、佐々木吾郎さんの「ライカ百景」エイ出版です。

私はこれを何度も何度も読んでは、うーむと唸っています。
Dino | URL | 2012.09.01 21:30
A岡先生に出会わなければライカに手を出していなかったかも知れませんね。
すてきな出会いですね。

先生もまさかA型に手を出すとは思ってないでしょうね~。
ryo-n | URL | 2012.09.01 21:49 | Edit
kasimeさん
えー、つらつらと買ってしまった言い訳を書いてしまいました。笑
そうですね、恋みたいなものかもしれません。
そしてまだ片思いのカメラがあるという・・・。

本、お、そうですか!
ではこれも頭の隅っこに置いておきます。
多分20年もまたずに手に入れている事でしょう。笑
ryo-n | URL | 2012.09.01 21:56 | Edit
Dinoさん
そうなんですよね〜。
そういう出会いは大切ですね。

ちなみにA岡先生はセコニックの露出計やミノルタのカメラなどもデザインされていたので、
その辺の事も聞いてみたかったです。

A型、そうですね。
あの頃の自分もライカに手を出すとは思ってもみませんでしたから。笑
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